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日本耳科学会 事務局 〒108-0074 東京都港区高輪2-14-14 高輪グランドハイツ707号 TEL 03-3443-3537 FAX 03-3445-7880 E-mail:otology@blue.ocn.ne.jp |
| The Japan Otological Society |
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理事長挨拶 |
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平成22年2月
日本耳科学会理事長 喜多村 健 日本耳科学会の活動ならびに現状と予定事業についてご報告申し上げます。 平成21年は、新しい企画がいくつか施行されました。そのひとつは、米国Lippincott Williams & Wilkins社のOtology & Neurotologyとの提携です。現在、Otology & Neurotology誌の表紙には、新しく制定された日本耳科学会のロゴが印刷され、Japan Otological SocietyのOfficial Publicationであると明記されています。今後は、学術講演会で口演された優れた一般演題が、Otology & Neurotology誌に学会推薦として投稿されます。推薦された会員は、是非、論文を作成し、たくさんの投稿をお願いします。新しく定めたロゴは、学会のシンボルカラーのコバルトブルーを生かし、学会名の英語表記をアレンジしたデザインとなっています。このロゴは、新しく作成した英文の公式便箋と封筒にも印刷されており、耳科学会関連の行事の際には、多くの会員の方に使って頂きたいと願っています。 Otology & Neurotology誌との提携以外の国際的活動として、Asian Otological Society(案)の創設を検討しています。耳鼻咽喉科・頭頸部外科領域におけるSubspecialtyは、その必要性が各専門分野で強調され、国際的にも、それぞれのSubspecialtyの団体が設立されています。耳科学に特化した国際団体のOtological Societyは、米国、ヨーロッパでは、すでに設立されて活動しています。一方、アジアには耳科学に関する団体は組織されていません。政治、経済、科学のあらゆる分野でグローバル化が進んでいる現状を見ますと、日本ならびに世界の耳科学の発展の為には、アジアの耳科学を志す者が参加する団体の設立が重要と考えています。同じような考えにて韓国Yonsei大学のWon Sang Lee 教授が、2008年に日本、韓国、香港、台湾、北京の耳科学代表者の参加を呼びかけ、ソウルで1st Contemporary Opinions in East-Asia Otologyを開催しました。第2回は台北で2010年11月26〜28日に開催予定です。さらに、2012年(予定)に日本での開催が予定されています。日本耳科学会は、その際には、東アジアのみでなく、アジア各国が参加するMeetingを検討しており、すでに韓国、台湾、中国、フィリッピン、マレーシア、香港、シンガポールの耳科学の理事長ならびにこれに相当する責任者に提案しています。今後の進展状況については、逐次ご報告する予定です。 Asian Otological Societyは、アジアにおける耳科学のSubspecialtyとしての団体ですが、我が国の耳科学のSubspecialtyは、如何にあるべきかを確立する必要があります。第19回日本耳科学会では、パネルディスカッションで「耳科診療のあり方」と題して論議致し、学会のアドホック委員会でも議論を進めており、我が国での耳科医専門医のあり方についての指針作成を目標にしています。 平成20年12月1日に新公益法人法が施行され、本学会は一般社団法人に移行すべく定款の改定を現在行っています。本年、松山で開催される総会では、進行状況をご報告出来ると思います。 学会会報誌のOtology Japanは、科学技術振興機構が運営するJ Stageにより、電子ジャーナルとして無料公開されることが決定し、現在準備作業中です。まもなく、以下のURLにアクセスすることで、会報誌の原著論文の閲覧が可能となります(http://www.jstage.jst.go.jp/browse/-char/ja)。一方、会報に発表済みの論文の電子アーカイブ化は、政権交代、事業仕分けによる予算見直しにより、現在は足踏み状態です。果たして、電子アーカイブされるか否か予断を許さない状況となっています。 平成21年度の学術講演会は第19回学会が東京で開催され、347題の一般演題とおよそ1100名の方が参加しました。一般演題では、種々の手術法の呈示、反省がされ、真珠腫では、日本耳科学会が提案した真珠腫の進展度分類の検証について多数の報告がありました。特別企画として、シンポジウム、パネルディスカッション、臨床セミナー、ライブサージェリー、海外からの演者による特別講演、ハンズオンセミナーが施行されました。これらの特別企画の中でも、側頭骨模型を用いたハンズオンセミナーは会員から高く評価され、今後は、日本耳科学会と学術講演会担当教室との共催で、会員の教育コースとして継続されることになりました。平成22年の第20回学術講演会は、愛媛大学頭頸部・感覚器外科学分野 暁 清文教授が会長で、10月7〜9日松山にて開催されます。是非、多くの会員が出席ならびに演題を発表されるようお願い致します。 今年度も理事ならびに監事、参与などの方々と共に、耳科学会の発展に寄与する事業、活動を展開する所存です。会員の皆様方のご支援を今後とも宜しくお願い申し上げます。 |
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